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とりとめもない話

スレテーマがシルクなのに内容はシルクと一切関係ありません。
玉琳ですこんばんは。
今日はなんとなーくだるいので今日ふと思った事をつらつらと。
雑学知識が増えることだけは確実です。


銀行に行った際、職場の側道の植え込みに山吹の花が2~3輪咲いてました。
山吹は春から夏にかけて咲く花らしいです。
春の萌えいづる季節に山なんかにわりと沢山咲きます。
色がそれはもう見事な黄色、っちゅーか当然「山吹色」です。
その花を見るともなしにぼーっと見てたら太田道灌のエピソードを思い出しました。


太田道灌が越生の地に来た際、急に雨が降ってきたので
途中立ち寄った農家で蓑を貸してくれとお願いした時に
その家の娘さんが一輪の山吹の花を無言で差し出したそうです。
最初道灌は「蓑を貸してくれと言ったのに」と憤慨したそうです。
その後、人にその話をしたらその山吹にはこんな意味が込められていたのだと
人から諭されたそうな。


「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」


これは後拾遺和歌集に収められた古い和歌の一つ。
蓑を貸してくれ、といわれた娘さんは一輪の山吹の花を差し出して
「うちには蓑がないのです」と教えてくれていたのでした。
※解説入れるまでもないのですが「実の」と「蓑」は引っ掛け言葉。
 もともとの歌もそれを引っ掛けてあるとか。

その話を聞いて道灌は知らなかった自分を恥じて以降歌道に励んだとか。


この話を聞いて道灌がどうのこうのというよりも
「農家の娘さんがそんな古い和歌を知っていた」って事に感動。
蓑すらもないという恥ずかしさをこんな形で表現するなんて
なかなか機転が利いて粋な事する娘さんだなぁ、と感じました。

そんな事を考えながら銀行に行ったらすっげー並んでて
思い出した感動も忘れるくらいイライラしてしまいました。
あぁ、なんかぐったりしてると思ったら原因はそれか(;´Д`)


<ご参考>
太田道灌:ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E9%81%93%E7%81%8C

山吹:同じくウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%90%B9


この話は母から教えてもらいました。
話の途中に出てくる「越生の地」ってのが母の実家に割合近いらしく
子供の頃に一生懸命覚えたと言っておりました。
聞いた時は「ふーん」程度でしたが改めて考えると感慨深いですね。


更にどーでも良い話ですが悪代官に献上するお菓子は
「黄金色の最中」というより個人的には「山吹色のお菓子」の方が
更に隠語っぽくって好きです。黄金色、じゃあまりにも隠しきれてない。
ホントどうでもいいですね。

| とりとめもない話 | 19:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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